04952-171117 堀正岳著『ライフハック大全』のshio的読み方
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〈iPhone 7 Plus〉
人生を「ハックする=ラクにこなす、楽しくする」ワザが大小合わせて250。 256じゃなくて250なのがいい。デジタルにとどまらず、温もりのあるライフハックが書かれている印象を待ちます。 250という数字。だいたい週休二日の仕事人が年間出勤する日数くらいでしょうか。「1日1ハック」で1年間楽しめそうですね。実際は読み始めたら面白くて一気に読んでしまうことでしょう。
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〈RICOH GR II〉
著者の堀さんが日々お書きになっているLifehacking.jpは示唆に富む知恵の宝庫。気象学者である彼が書くから科学的な裏打ちを伴う。軽妙な語り口に彼の声が聞こえてくる感じがいい。実際の彼の声はポッドキャストなどで配信されています。上記サイトから聴けます。 『ライフハック大全』はそんな彼が「最後のライフハック本」として上梓した渾身の1冊。手にとって10分でざっと目を通した後、これは「書きながら読む」に限る、と書を閉じ、Macのそばに行って改めて開いた本書。
ところでみなさん、書籍のカバーはどうされますか? 捨てちゃう、という人が結構いますが、shioは貼る。カバーを外し、書籍本体の背表紙部分だけに糊をつけ、カバーを戻せば綺麗に貼り付きます。背表紙部分だけが固定されると、カバーとしての自由度を保ったまま、持った時にずれなくて、扱いやすくなります。これも一つのライフハックですかね。
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〈iPhone 7 Plus〉
さて本書の読み方。
本って、書きながら読むもの。
「読書」ならぬ「書読」です。書きながら読む。『ライフハック大全』にもHACK129:毎日の「読書ジャーナル」をつくるがあります。 「本とはあらかじめ文字が書かれているノート」と昔習いました。(自分が所有する)紙の本を読むときはガシガシ書き込みます。著者と対話するのです。
しかしそこには大きな欠点があります。その対話が書籍の中に閉じ込められてしまう。後から検索できない。だから検索可能な形で、本から外に出してあげることが必要です。
どこに出すか。伝統的には「読書ノート」の類。shioなら「コクヨ「測量野帳」(セ-Y3・スケッチブック)」です。そこに、アサヒヤ紙文具店で買った(というかその店でしか売られていない)パイロット「カスタム823 フォルカン」でスイスイ書く。書き付ける。大好きな時間。 https://flic.kr/p/ZEpfpq https://farm5.staticflickr.com/4516/37846898654_565189613b_k.jpg
〈iPhone 7 Plus〉
その「書読」。今ならScrapboxに書きます。片手にiPhoneで思いを記しながら、読む。片手で持って喋って書けるiPhoneが、書読ツールとしてベストです。
でも少し読んでは本を閉じてダーっと書く、という書読ならMacがベスト。親指シフト配列に設定したMac標準のJISキーボードでMac標準のライブ変換なら、喋るが如く書き続けられます。またMacでも音声入力が強力。 理想的には書籍のテキストがScrapboxで売られていれば最高。Scrapboxで読んでその場所に書き込んでいく。「Scrapbox書読」がベスト。既存の「電子書籍」は紙の書籍の代替に過ぎず、デジタルなメリットが小さい。Scrapbox本として買えたら読みやすいし書読しやすいはず。「Scrapbox本」。それって「Scrapbook」か。
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〈RICOH GR II〉
堀さんの『ライフハック大全』。冒頭、004ページに「基礎知識 | 押さえておきたいライフハック基本ツール」として5つのアイテムが掲載されています。「Evernote」を筆頭に、「ひらくPCバッグ」、「Todoist」、「ScanSnap」、「モレスキン・ノートブック」と続きます。「Evernote」、「ひらくPCバッグ」、「ScanSnap」はshioも愛用しています。 shioの基本ツールを挙げましょう。
Scrapbox:何はなくともScrapbox。2017年3月以来、shioの情報整理の基盤です。Evernoteはweb情報をクリップしたりPDFを置いたりする「Ever倉庫」として重宝していますが、「ノート」としてはScrapboxが強力に知的作業をアシストしてくれます。
Mac/iPhone/iPad:情報を手で扱えるMac。指で扱えるiPhone/iPad。堀さんの「基本ツール」にこの3つがないのはきっと意図的だろうと推測しますが、本当はMac/iPhone/iPadを使うこと自体が「ライフハック」。人生をラクに、楽しくします。
ScanSnap:情報はデジタルに集約。紙から情報を吸い上げる。学生が書いたペーパー、会議資料、レシート、名刺。なんでもScanSnapしてデジタル化。ライフハックの必需品です。iX500、iX100、SV600の3モデル、いずれも重宝です。 測量野帳:薄い。軽い。頑丈。紙質が良い。裏写りしない。薄い3mm方眼がページをまたいで正確に連続。裏表紙を360度裏に回して書ける。そして安い(189円)。the best notebook in the world。正確な商品名は「コクヨ「測量野帳」(セ-Y3・スケッチブック)」。shioは100冊単位で購入しています。またファミリーマート限定の無印良品ブランド「手のひらサイズポケットノート」も同等品(180円)。 万年筆:書きたくなる筆記具を持つことが大切。shioの場合万年筆。中でもパイロット「カスタム823 フォルカン」が抜きんでています。 『ライフハック大全』、書きたいことが多すぎるので、続きはまた!!
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〈RICOH GR II〉